【社交ダンスあれこれ】Vol.58~社交ダンスのステップ~(伊藤)

フリーダンスの際に時々耳にするワード

「いつもと違うステップでお願いします」

 

そもそも、社交ダンスのステップは誰が作っているのでしょうか・・・(笑)

 

ベーシックステップの場合は世界共通です!

社交ダンスの教本がありますので、簡単に言えば、ボールルームもラテンもその本に載っているステップが基本ステップ(ベーシック)です。

 

少し本題からズレますが、ベーシックステップほど難しいものはありません。

初めに習うので簡単なのかな?っと思いきや、やればやるほどベーシックステップの難しさをしるのであった!(^^)!

 

知っているステップ=(イコール)簡単なステップ

っと思ってらっしゃる方も少なくないです。

 

以前「私の行ってるサークルは中級です」っとおしゃっていた方がいましたが、どうもそれはステップが中級レベルのを使っている(やっている)っという意味のようでした(*^-^*)

難しいステップを知っていると自分は中級レベルだと思いますよね~

その方が中級レベルでないとは言いませんが、ステップを知っているだけではレベルは図れません。

そして男性・女性でも変わってきます。

女性は相手によってステップが違うので浅くても良いのでたくさんのステップを経験しておきたいです。

男性は自分がステップを決める事が出来ますのでレパートリーは少なくても内容はしっかりしたいですね♪

そして最悪それが伝わらなかった場合のフォローの方法もしっているとダンスタイムでも様々なパーターンの女性を気持ちよく踊らせてあげることが出来るでしょう、笑

 

 

さて、難しいステップとはなんでしょ?

 

はい!

単純にステップするだけでは出来ないステップだという事です。

相手の動きも考えたり、ポジションを守ったりベーシックでは使わないアクションも必要だったり、、

 

ボールルームは先生が、相手が動かしてくれるので足型を踏んでれば踊れるわ~

でもラテンは自分でステップを踏まないと出来ないのでラテンは苦手です!

えへへへへ

よく聞くラテン苦手な方の言い訳です、笑

 

一般的に皆さんが苦手とされるステップは複雑なのでそこまで求められないなぁ~っと思うとついつい無難にベーシックステップを選択しちゃいますよね~

↑あ、私は男性ではないので心理は不明です。もし私が男性役をするとしたら特にボールルームの場合は間違いなく簡単なベーシックだけをすることでしょう(笑)

 

これ以上進めると本題に入れそうもないのでこの話はここまでとします(*^-^*) 

 

 

さてステップですが、誰が作っているのでしょう?

簡単に言えば、世界的な有名人です(笑)

 

私が時々レッスンで使う言葉に

「私が作ったステップなら好きに変えられますが、世界共通のステップなのでね、勝手に(好きに)踏んではいけませんよ~」ってのがあります(*^-^*)

 

先程も申したように、ベーシックステップは

カウント

ステップする方向

回転量

ポジション

先行のステップ→このステップはこのステップの後から繋げられます

後攻ステップ→このステップからはこのステップに入れますよ~

などなどが書かれてあります。

 

この先行、後攻、、、

ベーシックのステップを構成させる場合、先行ステップ、後攻ステップが決まっているのである程度パターンが決まってしまうのです。

始めの話にあった「いつもと違うステップ」はベーシックステップの場合はとっても難しいお願いです、笑

 

勿論、へぇ~っと思うような組み合わせもあるは事実

各先生方で好きなステップってのがあるので、競技会でベーシックステップを見ているのは結構勉強になります。

 

細かく回転量や、踏みかえを口うるさく言うと、別に試験受ける訳でもないし、、、っと思うでしょうが、その辺は車の運転と同じ感覚になって欲しいです。

ルールがありますよ~ってことです。

ウインカーを出すのは〇m先から、とかあるじゃないですかぁ

車は左、歩行者は右とか、停止線で止まろうと思ったらその前から徐々に減速しますし、コーナリングとかアクセルワークが上手いと乗ってる方も心地いいですよね~♪

車で車線を間違えては大事故にもなってしまいます。社交ダンスのステップを間違っても死ぬまでは行かなくても、積み重なると怪我に繋がったり、足腰の故障の原因になりますのでね、ルールな守りましょう♪

 

お~っとまた本題から外れてしまう、笑

 

いつもと違うステップをお願いしますと言われ、ベーシックステップは「知っているステップ」「簡単なステップ」っと思ってしまう(思われてしまう)為←先生の心理とプライド的にね、笑

残るはバリエーションのステップとなります。

 

ベーシックステップは教本がありますがバリエーションのステップは解説本や動画はあるかもしれませんが極端に言えば好きに作って良いものです。

 

とは言っても、ボールルームの場合はホールドが決まっていますからパターンが決まってしまいます。

その点ラテンはホールドは片手ですし、何なら反対にも組んでもOK

同じ方向を見ても良いし、、、っとステップを作るとしたら果てしなく作れることでしょう

 

ボールルームのポジションを知っている方は多いですが、極端に言えば、ラテンにポジションがある事を知らない方はとっっっっっっても多いです!

ラテンのポジション、最低でも20はあります。

私達はソレを守って踊っていることをきっと知らない事でしょう、笑

 

私が聞いたお話です。

バリエーションのステップは海外の有名なコーチャー達が考えたものを先ずはアマチュア競技選手へ教えるのだそうです。

今の時代、YouTubeがありますから皆さんも観て感じてる方も多いかも知れませんね

アマチュアの方の方がトリッキーで面白いステップしてますよね~

それは、先程言った、先ずはアマチュア競技選手で試しているからです。

 

アマチュアでやってみて、良いなぁ~ってのをプロに使っている

っと私は聞きました

 

一見、プロが使っているのをアマチュアが使っているような気がしますよね

↑あくまでも新しいステップが出来るまでのお話です!

 

あれ、またまた本題から。。。。汗

 

いつもと違うステップをお願いしてはいけません!笑

あ、言葉が違いましたね

お願いしなくてもご自身が気付いていないだけで、自然と色んなステップをしているんです(*^-^*) 

 

スタジオっと言う決まった広さがありますので多少のパターンは決まってしまう事はあります。

種目は違っても、共通のステップもあるのでまた同じステップだと思うかもしれません。

 

ステップを知っていて単に合わせて踊るなんてそんなつまらないものはありません!

(勿論知っていると良い面もありますけどね、笑)

 

相手の動きを感じ、ポジションを崩さず、左右の足を交互に動かし、相手のアクションに応じたリアクション♪

それが社交ダンスの何より楽しいところです(*^-^*)

 

隣の芝生は青く見えるものです。

他の方が色んなステップをしているように見えてしまうのかも知れませんね(*^-^*) 

 

安心して下さい!

いつも素敵に踊ってらっしゃいますよ!

 

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