【社交ダンス 骨盤を立てる?】社交ダンスお役立ち情報vol 37

さて、今回は骨盤のお話し。

骨盤の状態を①前傾している②まっすぐ③後傾している という言葉で表す事が多いです。(レッスンで聞いた方もいらっしゃるかな?)

高校野球.comより

②のなるべく歪みが無くてまっすぐの状態を〈骨盤を立てる〉と言います。

社交ダンスは2人で踊りますので、骨盤が①前傾し過ぎたり③後傾し過ぎていると自分自身のパフォーマンスが下がるだけでなく、相手にも影響が出て来ます。

2人とも②に近い状態で踊れると運動の効率が良いです。

また、社交ダンスに影響があるだけでなく 日常生活でも腰痛や肩凝りなどの原因になる事があります。

では、前傾状態・後傾状態とは…?

①前傾状態

重心が前方に移動し、このままでは倒れてしまうので、倒れ無い様に背筋群を使ってバランスを取っている状態です。背筋群が緊張して腰が〈反り腰〉となり易く、運動を繰り返す度に腰椎に負担が掛かって、腰痛の原因になりやすい、と言われています。また、腹筋や太腿の後面(ハムストリングス)の筋力低下と共に太腿前面や背筋群の筋肉が硬くなりやすい傾向があるようです。

③後傾状態

骨盤が後ろに傾くと〈お尻が落ちてしまった状態〉になります。お尻が落ちた状態では、姿勢を保持するために上半身が丸まってしまい、頭が前に突き出た状態となり、肩凝りや首の凝りなどが起こり易くなります。骨盤が後傾すると姿勢が崩れるだけでなく、腰の回転運動が上手く出来なかったり、股関節の動きに制限が出てきたりして、踊りのパフォーマンスが下がってしまいます。

社交ダンスだけでは無いですが、1番身体に無駄な負担が掛からず、相手にも悪影響を与えず、踊れるのは②の状態です。

ただ〈骨盤を立てた状態〉を踊っている間、ずっとキープするのは難しいです!

次回は〈骨盤を立てた状態〉を意識する方法など、考えてみます。

アーカイブ

ダンススペースオオヤLINE公式アカウントの登録はこちらから! 

LINE ID
ページのトップへ