【社交ダンスあれこれ】Vol.66~キック~(伊藤)

キックと聞いてどんなイメージありますか?

 

〇蹴る

〇足を上げる

 

大概そんな感じですよね~

 

私のレッスンではダメなキックの例えに『缶蹴り』や小石を『ちぇっ』っと蹴る様子を使います、笑

 

缶蹴りも小石も私のイメージは(遠くに)飛ばす感じ。

 

しかし、私のイメージでは社交ダンスのキックは遠くにモノを飛ばすようなアクションは不要と思っています。

 

ワルツやスローのような種目の場合は優雅さが欲しいですよね~

『えい!』『行け~~~~』っと言った思いは要らないと思います。

優雅なレックアクションで、植物が育っていく過程を早送りしたかのようなイメージ。

そして更に成長してくかのような残像♪

 

ジャイブでキックをすると多くは蹴り上げてしまいます。

もちろん、蹴り上げるキックもありますが、ベーシックの場合では基本的に突き刺すようなアクションをします。

パソドブレの『クードピック』なんかも同じです。

  

しかし『蹴り上げる』『払う』ようなアクションをついついしがち、、、

そもそもジャイブやパソドブレって5種目の中でもかなり速い種目です。

カメレオンが獲物を捕らえるような素早いアクションが欲しいですよね~

↑私のレッスンで良く出てくるカメレオン、笑

 

餌を狙っている間は獲物にバレてはいけません!

逃げられてしまいますからね。

捕らえた後は素早くしまわないと他のものに盗られてしまうかもしれません。

 

その素早いアクションがみたいのに、多くは蹴り出すまでの「ため」は出来たとしても、しまい込むことを忘れがち、、、

 

レッスンを受講する際に『キック』が出てきたら是非掘り下げて学んで下さい!

楽しいですよ~

 

ちなみに、キックには種類がありますよね~

そのひとつに『フリック』があります。

フリックとは素早く動かす。弾く。と言う意味があります。

 

蹴るとは、足先で強く物を突きやる。跳ね飛ばす。と言う意味があります。

 

ついでに言えば、『キック』を調べると相手や物(球)を蹴ること。と書かれています。

 

社交ダンスは相手と戦う訳ではないので、蹴るアクションをキックと表現するのは本来なら正しい表現ではないのかも知れませんね(*^▽^*)

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