3月26日 品川のグランドプリンスホテルにて競技会が開催されました。
三団体合同の競技会で、従来の形式に加えて準決勝では ボールルームはワルツ、ラテンはルンバのベーシックステップを16小節踊る、という形を初めて取り入れた競技会。
準決勝に進んだ16組が二組ずつ8ヒートに分かれて 同じ曲で同じステップを踊るのは、とても見ごたえのある方法でした。
さすがにプロとなると 音の取り方、ムーブメント、相手とのコネクション、空間など素晴らしく、なおかつ それぞれのカップルの個性も出ていて興味深かったです。
ベーシックステップでの踊りは各種目の特徴がよく出ていて ワルツはいかにもワルツ、ルンバはいかにもルンバという感じで、やはりベーシックは良いな、ダンスは素晴らしいなぁ、と改めて感じました。
現役選手の頃、コーチャーに言われた事が有ります。みんなバリエーションを増やして踊るのは、ベーシックが下手で見せられないからだよ、と。
ステップというよりはベーシックな身体の使い方、考え方が大切だな、という事を再認識した競技会でした。