本日のお題は《キャスター付きの台の上に花瓶》
当スタジオでレッスンを受けた事の有る方は1度ならず聞いた事があると思います。(覚えてますか?)
キャスターは脚、台は骨盤、花瓶は上半身、花瓶から出ている花は頭部。
キャスター付きの台が動いて初めて花瓶が一緒に動きます。先に花瓶だけを動かそうとするとひっくり返ります。
社交ダンス、特にボールルームダンスの場合、どうしてもコネクションが<花瓶・上半身>にありますのでついつい<花瓶・上半身=ホールド>を先に動かしたくなります。<キャスター付き台・下半身>の動作をかなり意識しないとトラブルの元になります。また、写真や動画などでも上半身の方に目が行きがちで 運動の優先順を間違え易いです。
男性は体重移動より先にホールドで相手を引っ張ったり、女性はラインを作ろうとして<花瓶や花=上半身>が倒れて重たくなったりする事が多々有ります。
押さないで、引っ張らないで、というフレーズはダンスで良く聞きますネ。
≪キャスター付き台の上に花瓶≫ これを是非覚えてトラブル解消に役立ててくださいね。 ダンスの原理原則がいっぱい隠されてます!