身体を動かすモノは基本的にパターンがあります
例えば、催眠術で椅子に座った相手のおてこに指をあて
『あなたは立てなくなります!』というのがありますよね
椅子から立ち上がる際、重心移動がないと立ち上がれないため、おでこを押さえられると、誰でも立てなくなるのは構造上当然なのです(*^-^*)
しかし、『あれ!?』『あれれれ!?』っとなるのでした、笑
っと言うワケで、漏れなく、社交ダンスにも動きのパターンはあります
一人で身体を動かすのであればそのパターンはたくさんですが、2人で踊るダンス
ボールルームであれば離れて踊らないワケで、決められたホールド、コンタクトを守ると、動ける範囲は限られ、出来る事も決まってきます
逆に、ラテンは離れて踊る為、動きのパターンは多くなりますが、『ポジション』というルールがある為、離れて踊るから自由かと言えばそんなことはなく、また、そのルールを守らないと上手く踊れない為、ボールルームよりも、そう言う点から言えば、ラテンの方が難しいです
さてさて、社交ダンスの場合、逆立ちは出来ません(笑)
使えるのは基本的には脚部だけ
ま、ボールルームの場合はネックアクション・ラテンの場合はフリーアームと『脚部だけじゃないじゃん!!』っと思うかも知れませんが、今回はそこには触れず話を進めます(^^♪
制限があるので出来るパターンは決まってくる為、似てる動きはたくさんあります
例えば『リバースターン』
これは、ボールルームでもラテンでもステップは同じです
極端に言えば、ボールルームでもラテンでもステップさえ間違っていなければ踊れます(動けます、笑)
ただし、何かが違います、笑笑
厳しく言えば、似ていますが全然『別物』です!
カレー、シチュー、ハヤシライス、ビーフシチュー
どれも似ていますよね(*^-^*)
違いは何ですか?っと聞かれたら、簡単に言えば『ルー』でと答えることでしょう
しかし使う材料は本格的な料理人になればなるほど、全然違うはず!
家庭で作る範囲内としてでもホワイトシチューは豚肉・鶏肉を使うことが多いのではないでしょうか。
しかし、牛でも問題ありませんし、牛が入っていないのに『ビーフシチュー』とは言わないワケで、私的にはシチューと言えば「白」のイメージがある為、わざわざ「ホワイトシチュー」とは言いません(笑)
カレーに関しては地域によってベースとなる基本のお肉があるようですね
私的には、豚肉が基本なので牛と豚で分けた場合
ビーフカレーとカレーっとなりますが、牛が基本の地域では
カレーとポークカレーっとなるようです
わははははは
話が脱線してしまいそうです
似ていても種目で様子が変わる・変える必要がありますよ~ってお話!
同じ足型でも、違いはその種目の特徴を表すこと!
タンゴであれば歯切れよく!
サンバであればバウンスアクションを加え
種目によってカウントの違いで1歩にかける時間配分が変わります
そんなワケ、足型は同じでもその種目らしさが出せたりする訳なのです♪
ナチュラルターンとナチュラルロールの場合も同じ事が言えます
ステップは同じですが「ターン」と「ロール」の違いが分からないと『らしく』は踊れません
サンバのナチュラルロールが、ボールルームチックになってしまう為、全世界の先生方は誰もがその違いの説明を何度もしていることと思います(笑)
って言うか、ナチュラルターンは6歩で構成されているステップですが、ワルツでは前半の3歩のみを使うことが多い為か、リバースターンは6歩出来ても(知っていても)ナチュラルターンの後半3歩が出来ない(知らない)場合が多々あります、、、、
ヴェニーズワルツやサンバのナチュラルロールをやることになって、やっと「ナチュラルターンの後半3歩」の存在を知る方も少なくありません((+_+))
また話が脱線しそうです、笑
何度も話に出るのでもうご存じかも知れませんが、サンバが出来れば全種目が踊れる様になる!っと言われる要素は
〇離れて踊るステップも、組んで踊るステップもある
→これに関連し
〇リードのパターンが多様である
・アームでのリード
・コンタクトでのリード
・ビジュアルリード
〇サンバと言う種目の中でカウントが2パターンあること(細かくなれば3パターンですけど)
S・Q・&→バウンスあり
a→バウンスあり
これに関連し
〇ボールルームのように膝の屈伸運動があること(正しくは膝は使いませんけどね)
合わせて、ラテンのニーバックも当然ある
〇ボールルーム同様、LODに進むステップである
などなど
動きのパターンがいくつかありますが、共通点もたくさんあるんです
ステップは同じで似てはいますが、ナチュラルロールはナチュラルターンとは違いますし
リバースターンもリバースロールとは動きが違います
ワルツのリバースターンとタンゴのリバースターン、サンバのリバースターンも当然違います
カレーとシチューの話に戻りますが、始めはざっくりの違いで問題ありませんが、本格的になればなるほど、まったくの別物であることを理解しましょうね~(*^-^*)