社交ダンス競技会・審査員の見方(皷)

昨日は社交ダンスの競技会のクラスについての内容でした。

本日は競技会において審査員の見方をお伝えしたいと思いますが、その前に競技会のシステムを簡単にお伝えします。(そんなの知ってるヨ、という方は読み飛ばして下さい)

例えば今度 大森ベルポートで開催されるJBDF  プロD級スタンダードの場合。82組出場予定 1次予選2次予選3次予選準決勝 決勝のスケジュールで各予選ごとに約半分の選手が振るい落とされます。1ヒート10〜12組が踊るようですので、単純計算すると1ヒートの中で半数の5〜6組が次のラウンドに進めるという事になります。審査員は単独の場合がたまに有りますが通常は7~9名、大きな競技会だと11名の審査員が良いなと思う選手をピックアップします。

さて本題です。審査員は競技会の中で選手の何を見てピックアップしていくのでしょうか?

ポイントは三つ。音楽・姿勢・動きです。より大きく美しいシルエットでより大きくダイナミックにかつエレガントに踊り 音楽性に優れている選手からピックアップしていきます。ただ審査員が見るのは一組につき三秒くらいしかありません。短い時間に審査員に好印象を与えなければいけません。

何事にも作戦・戦略は大事です。何を求められているかを知る事でやるべき事が分かってきます。

難しいステップでバランスを崩したり動きを悪くするよりはオーソドックスなステップで組み立てた方が良いし、踊り易いとか踊りにくいとかは見るだけではあまり分からないので二人の踊り易さや技術を気にしすぎ無いとか。また表情、衣装も重要です。

審査員が技術的な事をみていくのは準決勝・決勝くらいです。(予選の間はじっくり見る時間が有りません)

9月4日は当スタジオのスタッフ二組が出場する競技会の応援ツアーです。ご参加頂く方は是非この辺りをチェックしてみて下さい。

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